与野キリスト教会

人生を変える大きなものは出会いです。どのような環境に出会うか、どのような書物に出会うか、どのような事件に出会うかによってその後の人生は変化していきます。しかし、何よりも大きな出会いとは、誰と出会うかということにあるように思うのです。

先日、来日されたボブウィーランド氏は、大学を卒業後、大リーガーとして華々しい人生が約束されていました。しかし、ベトナム戦争に徴兵を受け、現地で地雷を踏んでしまったのです。奇跡的に一命はとりとめましたが、彼は両足を失います。しかし彼は、３年ほど前にイエスキリストに出会い、救い主として受け入れ、新しい自分を経験したクリスチャンでした。そのような中にあっても、彼の心の中には変わらない平安と喜びが支配していたそうです。神の力によって、どのような困難も乗り越えて行こう、そして、この体を通して神の素晴らしさを証しようと、彼は決意したのです。

それから彼は、神にあって不可能は何もないという希望を人々に伝えようと、ウェイトリフティングや手で歩くことを始め、ついには３年半をかけて腕でアメリカ横断（4500km）を成し遂げたのです。この度の来日でも、9/15に足立区で行われたタートルマラソン全国大会に出場し、5kmのコースを7時間21分で完走しました。ゴール第一声は「シュヲホメヨ！！（主を誉めよ）」だったそうです。

彼は、人生最大のアクシデントである地雷を踏んで、瀕死の重傷を負い、両足を失うという大変な事件に出会いました。しかし、そのアクシデントを上回る、イエスキリストとの出会いがあったからこそ、彼は喜びに燃え、自分の可能性にチャレンジし続けていったのです。

イエスキリストとの出会いは、全てのことを益とさせ、希望に溢れた人生へと導いてくれるのです。