「神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている。」 ローマ8:28
次のような詩を読ませていただき、大変励まされました。
「機織り（はたおり）」
私の生涯は
ただ私の主と私の織りなす
一つの織物に過ぎません。
私には自由な色を選ぶことができません。
イエスさまが、
どんな色を用いるべきか
よくご存知だからです。
イエスさまは、
その美しい模様を
上からご覧になることができますが
私は下からだけしか見えないのです。
時には主は悲しみを織り込みなさいますが
主はどうしてそうなさるのか
私にはわかりません。
でも私は、
彼の判断の正しさを信じます。
そして忠実に織り続けていきましょう。
ひに糸をかけられるのは、
イエスさまだけです。
イエスさまは、最も良いものが、
何であるかをご存知なのです。
だから私はただひたすら織り続けます。
そして後のことはみな
イエスさまに任せます。
機械が止み、
ひがせわしく飛び交うのを止める時に
神様は織り上がった織物を展げて
巧みな職工の手が、
彼の定めた模様を織るのに
なぜこれらの暗黒の糸が、
金糸や銀糸と同じように必要だったかを
優しく説明して下さるに違いありません。
私達からは、人生という織物の表側は見えず、裏側しか見えません。その裏側は全く意味不明の糸がただ混ざり合っているだけのようです。しかし、表側には、神の最高の芸術の傑作が、織り込まれ、配置されているということを信じることができます。だからこそ、その人生という織物を、自分の手で、見えるところだけを織り込んでいくのではなく、イエスさまという最高の機織りにお任せして、歩んでいくことができるのです。この方にお任せするとき、人生という最高の織物が、仕上げられていくのです。