与野キリスト教会

2011年３月１１日。この日は日本にとって忘れられない戦後最大の危機と言っても過言ではない日になりました。この日を境に愛する人を失った方、家を会社を仕事、そして大切なものを失った方、多くを失い、悲しみと不安の中に今も過ごしている方々もいます。直接的な被害は無くても、多くの不安を抱えている方もいます。

今回の地震、津波による未曾有の自然災害を私達は信仰者としてどのように受けとめたら良いのか、６つの項目にまとめさせていただきました。これは、今回の地震の被害に限ったことではなく、私達が思わぬ事態に巻き込まれた時、大きな試練の中にある時に、その状況を受けとめる一助になると思います。

1. 分からないことに注目するのではなく、分かっていることに注目する。
   • 分からないこと
     どうしてこんな事が起こるのか？
     神様はなぜこんなことを許すのか？
   • 分かっていること
     神様は恵み深い良いお方です。
     神様は助けて下さる方です。
2. 現実を見て恐れに捕われるのではなく、イエス様を見て平安に満たされる。
   • 神様の主権はゆるぎません。
   • 神様の御前には静けさがあります。
3. 神様はすべてのことを益としてくださることを信じる。
   • 神様の摂理を信じる。
   • 神様はのろいを祝福に変えられる。
4. 災いが起きてから神を求めるのではなく、日頃から神を求める人生を歩む。
5. 自分の必要ばかりにとらわれるのではなく、隣り人の必要をも顧みる。
   • 暗闇に輝く証人たるクリスチャンになる
   • すべての面において「受けるより与える方が幸いです」
6. 自分にとって何が一番重要なのかを再認識する。
   • あっという間になくなってしまうもののためではなく、永遠に残るもののために生きる。

既に起きてしまった事は、変えることはできません。しかし、それによってこれからの私達の人生は変えていくことができます。神の助けを信じ、歩ませていただきましょう。