与野キリスト教会

先日行われた東京マラソンで、完走した方々がインタビューに答えていました。その中で印象的だったのは、自分ひとりで走っているのではなく、沿道からたくさんの人たちが応援してくれた。その応援にとても力付けられたということを話しておられました。人からの応援や励ましは、本人の想像以上に大きな力になります。

私達の人生という歩みの中でも、いつも変りなく応援し、励まして下さっている方がいます。それは私達を愛して下さっている神様です。神は目に見えませんが、いつも私達と共にいて下さり、私達を励まして下さっています。特に、週の最初の日である日曜日、礼拝に於いて、神は私達に多くの祝福を注いで下さいます。日本の暦は週の最初の日は月曜ですが、世界の標準は日曜です。週の最初の日、日曜日に礼拝に出て、神様からの祝福と力をたっぷりといただき、新しい１週間を始めることができるのです。

米国の実業家であり、国会議員でもあった　ジョン・ワナメーカ氏は礼拝によって祝福された人でした。
彼は非常に貧しい家庭に生まれました。そのため彼は１４才で社会に働きにでなければならなかったのです。彼の両親は熱心なクリスチャンで、彼自身も１４才で家を出るまで日曜日に教会に行かなかった日は１日も無かったそうです。母親が送り出す時、日曜日は教会に行きなさいよといって祈って送り出してくれました。
ところが、最初に就いた仕事は本屋で日曜は休みではありません。礼拝に出られないことを理由にすぐに仕事を辞めました。次の仕事は薬のセールスマン。日曜日教会に行くために、一生懸命仕事をしました。なぜなら月〜土まで頑張り、売上げを上げれば日曜日は休めるからです。
彼の頑張りが認められて、若くして支店を任せられます。彼は日曜に教会に行くために、週日一生懸命仕事をしました。その頑張りが認められ、ついには百貨店を出すまでに至ります。そして彼は政治の世界に進出し、郵政大臣にまでなっていきます。しかしこの郵政大臣を引き受けるための条件は、日曜日に教会に行くことを許していただけるということでした。彼は大臣になってからも、一日たりとも礼拝を休みませんでした。彼は自分の人生の成功の秘訣は、神様からの祝福だと心から信じ、神様を礼拝することから祝福が来ることを知っていました。彼は、礼拝の中で、色んな知恵やアイデアをいただいていたそうです。だからこそ、そのチャンスを逃すのは一度でも惜しいと思っていたのです。

私達に与えられている神の祝福をたくさんいただき、歩ませていただきましょう。